【2026/07/23】きのうのビットコイン
きのうの数字
- BTC $65,997(24h-0.8%)、週間 $62.5k〜$66.9k
- 米ETF 7営業日連続の流入・計$939M
- 資金調達率 年率-0.4%・27日連続プラス、OI は7日で-1.0%
- F&G 33「恐怖」、Coinbase Premium マイナス78日目
最新の数字は今日のマーケットレポートをみてください。
きのうのニュース
🇺🇸 CFTC の人員不足に懸念、現物ビットコイン監督は機能するか
CLARITY 法により、ビットコインを含むデジタル商品の現物市場は主に CFTC の管轄下に置かれました。しかし2026年7月22日の報道は、権限を引き受ける CFTC の人員や予算が、現物市場の監督とマネーロンダリング対策を担うには不足していると指摘します。3月に SEC と CFTC が共同で BTC など16資産をデジタル商品と分類し証券登録の対象から外した流れの続きで、制度の枠組みは整っても執行体制が追いつくかが問われています。重要なのは、規制の所管が固まっても市場監視に穴が残れば、投資家保護が空洞化しかねない点です。
🏢 MSTR、対ビットコインの割高分が消失 mNAV は52週安値
MSTR の mNAV(時価純資産倍率)が52週ぶりの低水準まで圧縮したと BitMEX Blog が伝えました。株価に上乗せされていたビットコインへのプレミアムが縮み、同社が掲げる Bitcoin Per Share は実際の保有エクスポージャーを39%過大に見せていると指摘します。CEBE と呼ぶ枠組みで割高度を測り、データから5つのトレード設定を提示しています。重要なのは、ビットコイン財務戦略の代表格である同社でも、株価が原資産に対して持っていた上乗せが剥落し始めている点で、他の財務保有企業への波及も意識される兆候です。
🏢 サツマ、668BTC売却へ ロンドン上場廃止で財務戦略を終了
英ロンドン上場の Satsuma Technology は、株主総会で資本返還と上場廃止の特別決議をいずれも9割超の賛成で可決し、保有する約668BTC(約4,450万ドル相当)を売却して事業を清算します。同社は2025年8月に平均約11.5万ドルで1,097BTCを取得しましたが、7月にビットコインが7万ドルを割り込み、含み損は約41.5%に達しました。上場廃止は9月14日、株主への返還は9月末が予定されます。重要なのは、株安局面でビットコイン財務モデルを採る企業が損失確定に追い込まれる事例が続いている点です。
⛏️ 上場マイナー、1.5万BTC超を売却 AI・HPC投資へ転換
Bitdeer、Bitfarms、Core Scientific、Riot、MARA といった上場マイニング企業が、財務保有するビットコインを合計1万5,000BTC超売却し、AI・HPC(高性能計算)向けのデータセンター建設に資金を振り向けたと報じられました。発電所やデータセンターを本来のBTC採掘ではなくAI計算に転用する動きが広がっています。重要なのは、採算が悪化するなかでマイニング業界が「BTCを積み増す側」から「売って別事業に投じる側」へ性格を変えつつある点で、業界の構造転換を映しています。
🐋 TRM、HTXがウォレット移し替えで制裁審査を回避と指摘
分析企業 TRM Labs は新たな分析で、暗号資産取引所 HTX が制裁を科された後、スクリーニング(審査)を先回りするようにウォレットを次々と移し替えていると主張しました。制裁対象となった資金の追跡をかわす動きとみられます。重要なのは、大口の取引所によるオンチェーンでの資金移動そのものが、制裁やコンプライアンスの実効性を問う材料として注目されている点で、分析各社や規制当局の監視対象になっていることを示します。
⚡ BIP-110、8月の合図期限へ マイナー支持は1%未満
ビットコインにデータ制限を一時的に導入する提案 BIP-110 が、8月7日ごろとされる強制的なマイナー合図(シグナリング)期限に近づいていますが、支持するハッシュレートは1%未満で、主要マイニングプールの表明もありません。重要なのは、ソフトフォークは採掘者の合図を必要とする仕組みのため、この水準では合意形成が事実上難しい点です。ブロックへのデータ書き込みを巡る論争が続くなか、現状では BIP-110 が広く採用される見通しは立っていないことを示します。
⚡ Block、Nostr 上の AI エージェント基盤『Buzz』を公開
Jack Dorsey 氏率いる Block は7月21日、分散型プロトコル Nostr 上に構築した無料の作業環境「Buzz」を Apache 2.0 ライセンスで公開しました。人間の従業員と AI エージェントが同じ暗号鍵による本人確認の層を共有する設計で、Block は社内で Slack と GitHub の置き換えとして使うとしています。重要なのは、ビットコイン関連企業がオープンソースかつ Nostr ネイティブな協働基盤を打ち出した点で、鍵に基づく分散型 ID を実務ツールへ広げる試みを示します。